近年、「よさこい踊り」が活気を帯びており
全国でチームが結成されたり
お祭りが開催されたりしていますね。
お祭りの規模や踊り子のパフォーマンスも
年々進化しており
日本の新しい文化と言ってもいいでしょうね。
さて、このよさこい踊りですが
「どこでどのようにして生まれた踊りなのか」
を知る人はあまりいない気がします。
そこで今回は、
- よさこい踊りの起源や誕生した理由
- よさこいの有名チームや定番曲
について解説していきますね。
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よさこい踊りの起源(ルーツ)はどこ?なぜ作られた?
![](https://desk-drawer.com/wp-content/uploads/2020/06/3342643_s.jpg)
よさこいの起源(ルーツ)は、
四国の高知県高知市です。
昭和29年(1954年)8月に
高知商工会議所が中心となり
よさこい祭りを開催したのが
「よさこい踊り」の始まりです。
当時は戦後不況の真っただ中にあり、
市民の健康と繁栄を祈願するため、そして
商店街の復興を促すために発足しました。
よさこい節の作詞・作曲をした武政英策さんの
「徳島の阿波踊りに負けない踊りを!」という想いから
両手に鳴子(鳥を追い払うための音を鳴らす農具)を持って
踊ることが決まりました。
武政さんは曲を自由にアレンジしてもよいとしたため
その後さまざまな曲調で踊るチームが生まれます。
そして、このよさこい踊りが
全国に広まるきっかけとなったのが
北海道の「YOSAKOIソーラン祭り」です。
![](https://desk-drawer.com/wp-content/uploads/2020/06/1656903_s.jpg)
YOSAKOIソーラン祭りは、
高知の「よさこい祭り」に大きな魅力を感じた
若い学生さんたちが北海道に持ち帰って
「高知の鳴子踊り」と「北海道のソーラン節」を
組み合わせたことから始まり、
平成4年(1992年)に開催されました。
全国に「YOSAKOIブーム」を起こし、
新しい文化として定着させたのは
YOSAKOIソーラン祭りであると言えるでしょう。
よさこいは『高知県 観光振興部 国際観光課』の
「よさこい情報発信サイト」によると、
日本国内では200か所以上の地域に、
海外では29の国(地域)に広まっているそうです。
海外のよさこいチームが
日本の祭りに参加しているのも
ときどきニュースになっていますよね。
まだまだよさこいの歴史は浅いですが
既に日本の伝統文化と言っても
過言ではありませんね。
- よさこい祭り(高知県)<8月開催>
- YOSAKOIソーラン祭り(北海道)<6月開催>
- にっぽんど真ん中祭り(愛知県)<8月開催>
- 能登よさこい祭り(石川県)<6月開催>
- みちのくYOSAKOIまつり(宮城県)<10月開催>
これらのお祭りはほんの一部で、
中規模・小規模のお祭りを挙げると
100は下らないと思います。
あなたの近くでも開催されているかもしれませんので
ぜひ一度観に行ってみてくださいね。
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よさこいの有名チーム・楽曲4選!
![](https://desk-drawer.com/wp-content/uploads/2020/06/1722606_s.jpg)
よさこいの有名チーム①ほにや
下の動画は「よさこい祭り」で何度も大賞を取っている
「ほにや」というチームの「きらり」という楽曲です。
ほにやは鳴子の音の美しさや整然とした隊列、
美しい足さばきなど、どれもが非常にレベルの高いチームで、
そのパフォーマンスは一見の価値ありです。
参考までに「ほにや」の皆さんは、
一青窈さんの「七変化」のPVでも踊っています。
よさこいの有名チーム②十人十色
「十人十彩(じゅうにんといろ)」さんの
パフォーマンスはキレの良さが特徴です。
「十人十彩」は毎年、
「高知よさこい祭り」の大賞を狙っています。
おすすめの動画はこちらです。
よさこいの有名チーム③とらっくよさこい
最後に、「2019年(66回)のよさこい大賞』となった
「とらっくよさこい(ちふれ)」さんの
パフォーマンスをご覧ください。
「えっさほいさ」のかけ声が特徴的で
振り付けも簡単なのでお客さんも一緒に
盛り上がれるのが良いですね。
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番外編:よさこいおすすめ楽曲「南中ソーラン」
よさこいチームの紹介ではありませんが、
よさこいといえばこの楽曲は外せないと思いましたので
ご紹介させていただきますね。
この踊りの通称は
「南中ソーラン(なんちゅうソーラン)」です。
北海道の民謡であるソーラン節を
アップテンポにアレンジしたもので、
民謡歌手の伊藤多喜雄さんの曲です。
ドラマ「金八先生」で生徒たちが
踊ったことでも有名ですね。
今や全国で多くのチームによって
さまざまなアレンジを加えて踊られる
超有名(定番)曲のひとつです。
もう一つ「南中ソーラン」のおすすめ動画を
ご紹介しておきますね。
イントロの旗振りにも注目してみてください。
よさこいの「曲」としては個人的には、
「南中ソーラン(yosakoi ソーランロック)」
を超えるものはないと思っています。
全国でさまざまなアレンジを加えて踊られており
どんどんと芸術的でプロフェッショナルな
作品が増えてきた印象がありますね。
全国のチームのパフォーマンスを見ていると
ワクワクしますよ。
今後の発展も楽しみな「よさこい踊り」。
もっともっと世界に広がればいいですね。
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