バンドの公式サイトでプロフィールなどを覗いたときに、「Vo.」や「Gt.」といった表記をよく目にします。
たとえば「back number」の公式サイトでは以下のように表記されています。
Dr.栗原 寿
Vo.Gu.清水 依与吏
Ba.Cho.小島 和也
字面はクールでかっこいいのですが、誰がどの役割(パート)を担当しているのかがちょっとわかりにくいですよね。
今回はバンドにおける英語の略記号がどのパートを表しているかや、略記号の表記順について解説していきます。
☆おすすめ教材☆
音楽経験ゼロの初心者でも
わずか30日でギターが弾ける!
30日でマスターするギター講座 教本&DVD
バンドのパート別(楽器別)略記号の解説
略記号 | 正式表記 | パート・役割 | 備考 |
---|---|---|---|
Vo. | Vocal | ボーカル | 女性ボーカルは「F.Vo」 男性ボーカルは「M.Vo」 と表記されることもある |
Gt. 又は Gu. | Guitar | ギター | アコースティックギターは「A.Gt」 エレクトリックギターは「E.Gt」 フォークギターは「F.Gt」 などと表記される |
Ba. | Bass | ベース | |
Dr. 又は Drs. | Drums | ドラム | |
Key. 又は Kb. | Keyboard | キーボード | |
Cho. | Chorus | コーラス | |
Pf. | Piano | ピアノ | エレクトリックピアノは「E.Pf」 |
Or. 又は Org. | Organ | オルガン | パイプオルガンも含む |
Per. | Percussion | パーカッション | |
Syn. 又は Synth. 又は S. | Synthesizer | シンセサイザー |
大半のバンドでは上記のどれかを担当していると思います。
ちなみに冒頭に例を挙げたback numberのメンバーのように、2つ以上のパートを1人で担当している場合は以下のような表記になります。
- Vo.Gt.
- Vo.&Gu.
- Gt./Cho.
ただし決まりがあるわけではないので表記の仕方は自由です。
スポンサーリンク
バンドの略記号の表記に順番はある?
略記号の表記に順番はあるのでしょうか。
バンドの華であり、なくてはならない存在であるボーカル(Vo.)が一番上に表記されることが多いですが、これも決まりはないのでバンドによってバラバラです。
冒頭に挙げたback numberも、公式サイトの表記はドラム(Dr.)の栗原さんがトップに来ています。(ただこれは写真のメンバーを左から右に向かって順番に表記したためというのもあります)
なんだか英語の略記号ってただ単に「ボーカル」とか「VOCAL」とかって書くよりかっこよく見えていいですね。
スポンサーリンク