ビジネスマン御用達のカフェといえばルノアール。
昭和的な内装やお高めのお値段は昔ながらの喫茶店といった感じで、入ったことがなければ敬遠しがちなカフェかもしれません。
しかしお値段にさえ目をつむれば店員さんの対応や愛想はとてもよく、その雰囲気と価格帯からか学生が少なく客層が落ち着いておりホスピタリティは最高です。
もちろんセキュリティ保護されたWi-Fiも完備されており、仕事や読書をするには最適な環境が整っています。
私も先日久々にルノアールに訪店することがあったのですが、2018年10月時点で5店舗でしか提供されていない限定メニュー『コールドクレマコーヒー』という飲み物が気になったので頼んでみました。
これからレビューを書いていきたいと思いますが、結論から言うと美味しいには美味しいのですが個人的には820円を出すほどの価値は感じられませんでした。
詳細は以下をご覧ください!
そもそもコールドクレマコーヒーとは?
こちらがルノアールで提供されている『コールドクレマコーヒー』です。
そもそもコールドクレマコーヒーとはなんぞや?ってところですが、メニューの説明によると
『じっくりと8時間かけて抽出した「水出しアイスコーヒー」に、きめ細やかな泡が溶け込んだ、喫茶室ルノアールからの新しい味のご提案です』
とのこと。
調べてみるとどうやらキーコーヒーが開発したコーヒーみたいですね。
特徴はなんといってもビールのようなクリーミーな泡。
この泡により苦みが少なくなり、ミルクやシュガーなどを入れなくてもまろやかで甘みのあるコーヒーを楽しめるそうです。
なかなかフォトジェニックですよね。
ついつい気になって頼んでしまいました。
フレーバーシロップを選べる
これはルノアールならではの飲み方の提案だと思うのですが、コールドクレマコーヒーを味変(?)させるためのフレーバーシロップを6種類から選ぶことができます。
- オーキッド(蘭)
- キューカンバー(キュウリ)
- ライチ
- マカダミア
- フレンチバニラ
- ポップコーン
今回は甘めのシロップであるマカダミアを選んでみました。
コールドクレマコーヒーを味や香りをレビュー
こちらがコールドクレマコーヒーとフレーバーシロップ(マカダミア味)です。
見た目は完全に黒ビールです。笑
クリーミーな泡!
結構しっかりとした泡で、しばらく飲み続けてもビールのように消えていくことはありませんでした。
最後までクリーミー感を楽しむことができます。
肝心のコーヒーの味ですが、普通の水出しアイスコーヒーよりは酸味やコクがあり、しっかりとした味わいです。
8時間もかけて抽出しているからでしょうか。
濃密な泡も手伝ってなかなか濃厚な飲み口です。
ゴクゴク飲んで喉を潤すというよりは、一回一回コーヒーの味を味わうためのアイスコーヒーですね。
個人的にアイスコーヒーはスッキリ飲める方が好きなのですが、まぁこういう楽しみ方もありっちゃありかなと。
マカダミア味のフレーバーシロップは、しっかりマカダミアの香りがするものの甘さは控えめ。
この半量ほど入れてみましたがそこまで甘くなりすぎず、しかし香りはしっかりとつきました。
アイスコーヒーはブラックのまま何も入れない派なのですが、コールドクレマコーヒーに限ってはフレーバーシロップを入れた方が、苦味・酸味・甘みのバランスが良くなった気がして好みでした。
おまけ:苺のコンポートも食べました
せっかく貴重なコールドクレマコーヒーを頂いたので、どうせならとケーキも頂きました。
苺のケーキってまずハズれないですよね。
苺の甘味と酸味、主張しすぎない生クリーム、ふわふわのスポンジ。
あくまで喫茶店のケーキなので絶品というほどではありませんが、無難に美味しいケーキでした。
・コールドクレマコーヒー 820円
・苺のコンポート 480円
しめて1,300円(税込)でした。
ちょっと贅沢しましたね。
コールドクレマコーヒーについての所感
以上、ルノアールのコールドクレマコーヒーのレビューでした。
文中にも書きましたが、やはりアイスコーヒーは『後味スッキリでゴクゴク飲める』タイプの方が好きなので、このコールドクレマコーヒーにはそこまで魅力を感じませんでした。
フレーバーシロップで味や香りを変えられるのはおもしろいですが、それでも820円を払ってまで頼むものでもないかなという評価です。
また現時点でコールドクレマコーヒーは、
- 上野しのばず口店
- 東京駅八重洲北口店
- 東京駅八重洲1丁目店
- 品川港南口店
- 品川高輪口店
以上5軒のルノアールでしか提供されていませんが、気になった方はぜひご自身の味覚で味わってみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!