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イチローが引退を発表!今後の活動はどうなる?記者会見(YouTube)にも注目!【記者会見の要約あり】

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2019年3月21日、マリナーズで活躍中のイチロー選手(45)が、21日のアスレチックス戦を最後に「第一線を退く意向」を球団に伝えたと判明しました。

メジャーリーグの公式サイトでも「マリナーズのイチロー外野手が引退する」と発表されています。

40歳を超えてもなおメジャーリーグで活躍し続け、日米通算4367安打を記録し「レジェンド」と呼ばれているイチロー選手ですが、ついに引退の意思を固めたようです。

ファンからは悲しみの声が上がっていますが、イチロー選手が今後どのような形で野球界に関わっていくのかという動向にも注目が集まっています。

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イチロー選手のプロフィール

  • 本名:鈴木 一郎(すずき いちろう)
  • 出身地:愛知県西春日井郡豊山町
  • 誕生日:1973年10月22日(2019年3月現在45歳)
  • 身長:180.3cm
  • 体重:約79.4 kg
  • 投球/打席:右投左打
  • ポジション:外野手
  • プロ入り:1991年 ドラフト4位(オリックス・ブルーウェーブ)
  • 年俸:$750,000(2019年)

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イチロー選手は今後どのような形で活動していくのか?

引退を宣言したイチロー選手ですが、今後も打撃や守備のコーチとしてマリナーズに残る可能性は高いでしょう。

次点で野球解説者という可能性もあるにはあると思いますが、これだけの技術や経験、そして誰も成しえない実績があるイチロー選手ですから、周りのチームや関係者が放っておかないでしょうね。笑

後進の指導のためにもコーチとして野球界に残っていただきたいです。

ただ、ここまで突き抜けた実績と独特の考え方で球界を長く牽引してきたイチロー選手ですから、コーチでも解説者でもない”独自の活動”をされる可能性もあるのではないかと少し期待してもいますね。

今後の活動については記者会見でも語られそうですので、ファンの方は必見ですよ。

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イチロー選手の引退記者会見動画(YouTube)をチェック

2019年3月21日、アスレチックス戦後に記者会見が行われました。

その様子をこちらに載せておきます。

約1時間半に渡る長丁場となりました。

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イチロー選手引退記者会見の要約・概要

イチロー選手「この遅い時間にお集まりいただいてありがとうございます。」

Q.野球選手の生活に終止符を打とうとしたタイミングはいつか?この結果に後悔などはあるか。

A.タイミングはキャンプ終盤。キャンプ終盤でも結果を出すことができなかったため。
今日の球場・・・あんなものを見せられたら後悔なんてあるはずがない。

Q.子どもたちにメッセージをお願いします

A.始めるものは野球だけでなくていい。自分が夢中になれるものがあればエネルギーが注げるので、そういうものを早く見つけてほしい。そうすれば壁にも向かっていける。いろんなことにトライして、向く向かないじゃなくて自分が好きなものを見つけてほしい。

Q.思い返して一番印象に残っているシーンは?

A.これが終わったら、今日が一番印象に残るだろう。
いろいろ記録を目指してやってきたが、それらは大した事ではない。
いずれ後輩がその記録を抜いていくだろうし、抜かなければならないとは思う。
ただ、MVPをとったことやオールスターでどうたらというのは本当に小さなことに過ぎない。
去年の5月以降ゲームに出られなくなって今日まで頑張ってきたが、それを最後までなし取られなければ今日この日はなかったと思う。
あの日々はひょっとしたら誰にもできないことかもしれない。
そうした小さな誇りが、どの記録よりも自分の中では、誇りだ。

Q.50歳までやるといっていたが、日本に戻ってくる気はなかった?

A.日本に戻ってくる気はなかった。
50歳までと発言しておくことでここまでこれた。
有言不実行かもしれないが。

Q.これからの時間をどうする?

A.動き回っているだろう。ゆっくりしたいとかはない。

Q.今後は何になる?(監督とかタレントとか)

A.カタカナのイチローってどうなんだろ?元イチロー?って変だよね?笑
監督は絶対無理。人望がない。
今日をもって元イチローになるので、こどもなのか小学生中学生高校生なのか・・・指導するかも(?)

Q.引退を決意した理由は?

A.マリナーズ以外に行くつもりはなかった。
去年シアトルに戻してもらって本当に嬉しかった。
そのあと5月にゲームに出られなくなった。
でも、この春に向けて可能性はあると伝えられていて、自分なりに頑張ってこられた。
(このあとの応答が曖昧でしたが、結果があまり残せなかったため?と思われます)

Q.アメリカのファンに向けて

A.最初はすごく否定的だった。
しかし結果を残してからの敬意はすごかった。
思いの圧力を感じた。

Q.奥様にむけて。

A.僕は動き続けるけど、妻にはゆっくりしてほしい。

Q.現役時代一番我慢したことは?

A.難しい質問だなぁ。
僕は我慢ができない。自分がやりたいことを重ねているので我慢の感覚はない。
とにかく体を動かしたくてしょうがないので、体を動かさない我慢をすることはあった。

Q.台湾の皆さんに伝えたいことはありませんか?

A.チェンが元気かが知りたい。(記者に元気と聞いて)そりゃよかった。
台湾に行く予定はないが、以前行ったときは(みんなが)心優しくていいなと思った。

Q.菊池選手や大谷選手など後輩に託したいもの、託せるものはある?

A.(菊池選手は)本当にいい子。
いろんな選手を見てきたが、先発左ピッチャーは本当に変わり者が多い。
(ドレスコードを意識しようと話していた場面で、菊地選手が黒の上下ジャージを着てきたことでぶったまげたという話をして)スケール感はあった。
大谷選手は怪我を治して、物理的にもスケールあってデカいのに機敏な動きができるんだから世界一にならなきゃいけない選手。

Q.野球の魅力は?

A,アメリカでは(野球が)頭を使わなくてもいいスポーツとなってきているのが気持ち悪い。
日本がアメリカに追従する必要はない。
日本は頭を使う、おもしろい野球であってほしい。

Q.子供の頃からのプロ野球選手になるという夢を叶えて、これだけ成功されて、何を得た?

A.成功かどうかなんてわからない。どこからが成功でどこからが成功じゃない?
あいまいだから成功という言葉は僕は嫌い。
成功すると思うからやってみたい。できなさそうだからやらない。
そういう基準では後悔する。
やりたいと思えば挑戦すればいい。
そのときにどんな結果が出たとしてもいいと思う。

Q.神戸に対して恩返しなどは?

A.恩返し・・・税金を少しでも多く払えるようにします。笑

Q.自身の経験から、もっとこういう制度であればメジャーに行きやすかったなどはある?

A.詳しくはないが、日本の野球で鍛えられることはたしかにある。
基礎の動きなら、アメリカよりも日本の中学生レベルのほうがいい場合がある。
チームの連携などが学べる。
アメリカでは苦しんで、そして諦めた。
制度のせいにするのはフェアじゃないなと。

 

(残り2質問で)イチロー選手「お腹へってきちゃった。笑」

Q.小学生の頃の作文を書いた自分に向けて

A.お前契約金1億円ももらえないよって。笑

Q.以前のマリナーズで自分は孤独を感じていると言っていたが、その孤独感はずっと感じながらプレイしていたのか?

A.現在は全く無い。
メジャーに来て、「外国人」になったことで、人の心を慮ったり痛みを想像したりといった今までなかった自分が現れた。
この体験というのは、本を読んだり情報を取ることはできるけど、体験しないと自分の中には生まれない。
孤独を感じて苦しんだことは多々あったが、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと思う。
辛いことしんどいことから逃げたいと思うのは当然だが、元気なときエネルギーがあるときにそれに立ち向かっていくのは、人として大事なんだと思います。

 

「最後締まったねぇ〜?笑」と言って終了となりました。

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