事故

インドネシアで旅客機の墜落事故が発生。事故原因や生存者情報などをまとめます。

2018年10月29日、インドネシアで乗客189人を乗せた旅客機が墜落しました。

発表によると機体は急降下した後に海底に沈んだ可能性が高く、乗組員や乗客全員が死亡した可能性が高いとの見方だそうです。

また大きな航空機事故が発生してしまいました…。

飛行機はあらゆる乗り物の中でも事故率が低いとされており、飛行機に乗ったときに墜落する確率は0.0009%程度だそうですが、こういう大事故を目の当たりにすると私はやはり飛行機という”空飛ぶ鉄の塊”に安心して身を任せることはできません。

また最近は特に航空機事故が多いような気がします。

今回の事故についてはまだ情報が揃いきっていませんが、現段階でわかっている限りの情報をまとめておきます。

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インドネシア旅客機墜落事故の概要

墜落したインドネシア機は、ジャカルタ発パンカルピナン行きのライオン航空JT610便です。

同機はスカルノハッタ空港を29日午前6時33分(日本時間同日午前8時33分)に幼児を含む乗客181人と乗員8人を乗せて、インドネシア北部バンカ島のパンカルピナンに向かって離陸したとのこと。

そして離陸の2分後、管制官に「フライトコントロールの問題があるため高度を上げたい」と旅客機から連絡があり、高度1,700フィート(518メートル)から5,000フィート(1,524メートル)への上昇を求めたそうです。

さらにその10分後、高度約2,500フィート(762メートル)を飛行中に「空港へ戻る」という連絡があったものの、そこから消息を絶ちました。
離陸してたった13分後のことです。

その後の発表によると同機はジャワ島沖の海上に墜落したとのことで、事故が起きた10月29日時点では生存者情報はありませんでした。

墜落機の機体情報

墜落した旅客機は「ボーイング737 MAX8型」という今年製造された新しい機体で、今年8月15日に就航したばかりだったとのことでした。

「737 MAX」の墜落事故は今回が初めてで、日本で同型機を発注した航空会社はまだないようです。

墜落機の機長、副操縦士情報

機長の飛行時間は6000時間、副操縦士は5000時間を超えていたということです。

プロのパイロットは飛行時間が5000時間を超えていれば立派なベテランとされますので、機長・副操縦士ともに多少の不備や不具合には対応できるだけの十分な技術と経験を持ち合わせていたと思われます。

インドネシア旅客機墜落の原因とは

ライオン航空のエドワード・シライトCEO(最高責任者)によると、事故機は技術的な問題を抱えており修理のために一時的に地上に留める必要があったことを明かしました。

BBC(英国放送協会)のニュース発表では以下の通り。

同機は28日にバリ島からジャカルタへ飛行したが、その時の記録によると、計器が「信頼できず」、機長が副操縦士と交代する事態になっていた。
(中略)
BBCが入手した前日の運航記録によると、機長が確認していた対気速度計の数値が信頼できなかったほか、機長と副操縦士の高度計の数値が異なっていた。このため機長は、操縦を副操縦士にゆだねる羽目になった。
乗務員は飛行を続ける判断を下し、飛行機は無事にジャカルタに到着した。
<引用:BBC News

前日のフライトの時点ですでに機長・副操縦士ともに計器の異常を感じていたのです。

しかしシライトCEOの判断は、

「もし機体が壊れていたら、(事故前日28日の)デンパサールから(ジャカルタへ)の離陸が認められていなかったはずだ」

「乗務員からの報告を受けて、直ちに問題を解決した」

ライオン航空はボーイング737マックス8型を11機保有しているが、他の機体には同様の問題が起きていない。このため、運用を停止する予定はないとシライトCEOは付け加えた。
<引用:BBC News

この発表内容を見るに、異常が見受けられたという報告を受けつつもしっかりと原因の追求と修理を行っていなかったように思われますね。

 

ライオン航空はインドネシアのジャカルタを本拠地とするLCC(格安航空会社)で国内線のシェアはトップなのですが、189人という乗客の命を預かっていたにもかかわらずきちんと点検や修理をせず、離陸・墜落させてしまったことによる信用の失墜は免れないでしょう。

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墜落事故後の状況は?

生存者情報

事故機のJT610便には、子ども3名を含む乗客181名と乗員8名の計189名が搭乗していましたが、今のところ生存者は確認できていないようです。

乗客に日本人はいなかったそうですが、インドネシア国籍の日系人とみられる乗客が一人いたという情報もあります。

事故現場情報

引用:Newsweek

航空機が墜落したと見られる海域では爆発した燃料タンクが見つかっており、航空燃料とみられるものが漂っています。

墜落現場では今も救助隊員が捜索作業を続けていますが、これまで21の遺体袋がジャカルタ東部にある病院へ運ばれたました。

袋の中には遺体の一部や機体の残骸、乗客の所持品などが入っているとのことです。

機体の大半は乗客もろとも海底に沈んでしまったようで、犠牲者の身元確認や確かな事故原因の判明にはまだまだ時間がかかりそうです。

インドネシア旅客機墜落事故まとめ

引用:産経新聞

以上、現在わかっている限りの情報をまとめてみました。

事故を起こしたライオン航空は過去にも乗客の死亡事故や負傷事故を起こしており、今回の大事故を招いた結果を見てみても全く業務改善の努力がなされていないことが伺えます。

元々飛行機をあまり信用していない私ですが、日本の航空会社ならまだしも海外で格安航空は絶対に使わないでおこうと思いました。

今後も新たな情報が入り次第、本記事を更新していきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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