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新語・流行語大賞2019のノミネート30語の意味をわかりやすく解説!

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ユーキャンの「新語・流行語大賞」にノミネートされた30語が今年も発表されましたね。

「タピる」や「令和」など聞き慣れた言葉から、「おむすびころりんクレーター」など「本当に流行ったっけ?」と問いたくなる言葉まで様々です。

今回はこのノミネートされた30語すべてを簡単に、わかりやすく解説してみました!
これで明日の話題にも付いていけますね。笑
ぜひ参考にしてみてください。

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もくじ

新語・流行語大賞にノミネートされた30語を一挙解説!

No.01 あな番(あなたの番です)

「あなたの番です」は、マンションに引っ越してきた新婚夫婦が「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマです。
一つ謎が明らかになると、また次、また次…と奇怪な出来事が起こっていき、ほぼ毎話で想像もしない展開が描かれるため、毎回ハラハラさせられます。
最終回は衝撃展開で賛否両論を呼び、今でもネット上などで考察が飛び交っています。

No.02 命を守る行動を

各地で観測史上最高雨量を記録した台風19号の襲来時に、気象庁やテレビのアナウンサーが再三呼びかけた言葉です。

No.03 おむすびころりんクレーター

「おむすびころりんクレーター」は、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の地表に作製した人工クレーターにつけた名前です。
クレーターに隣接するおにぎりのような形の岩が、クレーター内に転がり落ちそうな様子から考案されたそうです。
ネーミングセンス・・・

No.04 キャッシュレス/ポイント還元

キャッシュレスとはその名の通り、クレジットカードや交通系ICカード、QRコード決済など、現金を使用せずに決済を行うことを指します。
特に2019年は、PayPayやOrigami Pay、LINE Payなどのスマホ決済アプリが広く普及し、各社でポイント還元競争が激しく行われた年で、「キャッシュレス元年」とも言われています。

No.05 #KuToo

「#KuToo」とは、「靴(くつ)」「苦痛(くつう)」「MeToo(みーとぅ)」を合わせたハッシュタグです。
パンプスやハイヒールの着用を義務付けられている日本の職場に抗議する運動のことを表します。
グラビアアイドルの石川優実がツイッターで始めた発言・運動で、健康上のリスクや性別間の不平等を訴えました。

No.06 計画運休

台風19号による被害を小さくするために、交通機関が事前に予告して電車の運行を中止しました。

No.07 軽減税率

軽減税率は、飲食料品をはじめとする生活必需品の消費税率を上げずに、8%に留めた制度です。
しかし外食やイートインは消費税10%が適用されるなど、細かなルールが混乱を招きました。
それにしてもやっぱり新聞が税率据え置きなのは納得いきません。

No.08 後悔などあろうはずがありません

イチロー選手が引退を表明し、3月21日に行われた記者会見で語った言葉です。
「思い残すことは?」と問われ、「今日のあの、球場での出来事…あんなもの見せられたら、後悔などあろうはずがありません。」と答えました。
もう最初から最後までかっこよかったですよね。
改めてお疲れ様でした。

No.09 サブスク(サブスクリプション)

サブスクリプションとは、「製品やサービスなどの一定期間の利用に対して代金を支払う方式」のことです。
今だと月額○○円といったものが多いですよね。
NetflixやU-NEXT、HuluなどのVODサービスや、Apple Music、YouTubeプレミアムなどの音楽や動画配信サービスでも月額課金制(定額制)が増えました。
企業側としては単発で商品やサービスを売るよりも、サブスクの方がずっと安定して儲けられるので旨味が強いんですよね。
これからもまだまだサブスクは増えていくと思います。

No.10 ジャッカル

ラグビーで、オフェンス側の倒れた相手のボールを奪うプレーのことです。
日本代表では姫野選手が得意とした技ですね。

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No.11 上級国民

2019年の事故で最も騒ぎになったであろう池袋母子死亡事故における加害者・飯塚幸三氏が、報道当時は実名が出されず、「元院長」などと称され逮捕されなかったために揶揄された言葉です。

No.12 スマイリングシンデレラ/しぶこ

ゴルフの全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手の異名です。
どんなにスコアが悪い時でも笑顔を絶やさないプレー姿勢が絶賛され、多くの新しいファンを生み出しました。

No.13 タピる

タピオカジュースを飲むことですね。
インスタ映えだけを狙って飲まずに捨てるなどされることもある、悲しい飲み物です。笑

No.14 ドラクエウォーク

歩きながら楽しめるスマホゲーム「ドラゴンクエストウォーク」のことです。
ポケモンGOの何番か煎じですがなかなか人気で、やはりドラクエブランドは強いなと思いました。

No.15 翔んで埼玉

これでもかというほど埼玉県をディスった漫画「翔んで埼玉」がGACKT主演で映画化し、大ヒットしました。
最近笑えていないな…という方にオススメですが、私はそんなにウケませんでした。笑

No.16 肉肉しい

「肉がたっぷりついている」とか「お肉らしい肉の食感」を表現する言葉です。
ルーツは語彙力の足りないレポーターが苦し紛れに放った言葉からだとか。
決しておデブの方をディスる言葉ではありません。

No.17 にわかファン

ラグビー日本代表が準々決勝で南アフリカ代表に敗戦した直後に、豊原謙二郎アナウンサーがプラスの意味を込めて使った言葉です。
「私たちはあえてプラスの意味をもってお伝えしたいのですが、〝にわかファン〟と呼ばれる人たちが、本当にこれだけ生まれた。これはまた本当に大きなことですよね」と。
もちろんこれを書いている私もにわかファンでした。

No.18 パプリカ

米津玄師が作詞作曲し、プロデュースした「パプリカ」。
AmazonミュージックやiTunesでチャート1位を獲得しました。

No.19 ハンディファン(携帯扇風機)

持ち手が付いていて首からぶら下げられるハンディ扇風機がブームになりました。
意外と風力がある商品も多く、立てても使えたりして汎用性が高いんですよね。

No.20 ポエム/セクシー発言

「ポエム」は、福島の汚染土の最終処分場について問われた際に「30年後の自分は何歳か、発災直後から考えていた。健康でいられたらその30年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる政治家だと思う」と答えたことから。
「セクシー」とは、小泉進次郎環境大臣が記者会見で記者に対して発言した言葉です。
総じて「何か言っているようで何も言っていない」と中身のない発言がたびたびヤリ玉に上がっていました。

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No.21 ホワイト国

日本国政府が輸出管理制度の中で、優遇措置の対象国を「ホワイト国」と呼んでいました。
そして今年、日本が韓国をそのホワイト国から除外したことで話題になりました。
特に日本では会社の職場環境や賃金、人間関係などに対してブラックやホワイトといった言葉を多用するので、元々馴染みのある言葉だったこともあって流行したと思われます。

No.22 ◯◯ペイ

No.4の「キャッシュレス」に関わる言葉ですね。
2019年は「QRコード」を使って決済を行う「○○ペイ」と名付けられたサービスが各社から続々と登場しました。
もうどれを使ったらいいのかわからないですよね。笑
個人的にはPayPayだけでいいやと思っています。

No.23 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)

MGCは9月15日に東京都内で開催されたマラソン大会のことです。

No.24 免許返納

池袋母子死亡事故に代表される高齢者ドライバーの事故が多数報道され、高齢者に運転免許の自主返納を呼びかけたことで話題になりました。

No.25 闇営業

入江慎也や宮迫博之など吉本興業に所属する芸人が、反社会勢力の会合に参加するなどして金銭を受領していた問題で、所属事務所を通さず行った営業のことを「闇営業」と言います。

No.26 4年に一度じゃない。一生に一度だ。

言わずもがな、ラグビーワールドカップ日本大会のキャッチコピーですね。
うまいコピーだと思いました。

No.27 令和

No.26のラグビーワールドカップのキャッチコピーではありませんが、2019年は人によっては一生に一度しか経験しないかもしれない改元の年でした。
「令和初の〜」という言葉は聞き飽きましたね。笑

No.28 れいわ新選組/れいわ旋風

れいわ新撰組は、山本太郎氏が設立した政党です。
新宿の街頭記者会見にQueenの名曲「We Will Rock You」で登場するなど、独特の選挙戦を行ったことが話題になり「れいわ旋風」と呼ばれました。

No.29 笑わない男

ラグビーワールドカップ日本大会で、代表初トライを決めても笑わなかった稲垣啓太選手のことを指した言葉です。
スコットランド戦後も「みんながトライをするのってこんな気分なんだなって思いました」と淡々と振り返っていました。

No.30 ONE TEAM(ワンチーム)

ラグビーワールドカップ日本代表が掲げたテーマで、チームとして強く結束することを意味しています。
日本代表は7つの国の出身者がいる多国籍チームで、選手それぞれの自主性を重んじていたそうです。
日本代表のジョセフヘッドコーチは、キャプテンのリーチマイケルだけでなく、他の選手にも攻撃や守備などの分野でリーダーの役割を選手に与えて、それぞれがチームを引っ張ることを意識するようにさせたそうですよ。

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新語・流行語大賞2019ノミネート30語の解説まとめ

以上、ノミネート30語を解説してみました。

感想としては、やはりラグビーワールドカップから生まれた言葉が多いですね。
本当に一生に一度レベルの一大イベントでしたから当然といえば当然ですが。

また台風などの災害や事故などの人災から生まれた言葉も多かったですね。

あとはサブスクや〇〇ペイ、軽減税率など、制度や技術の変化・革新によって生まれた言葉もいくつかみられました。

改元やラグビーなど盛り上がるイベントが多かったので、あまりネガティブな言葉が多くなかったのが個人的には良かったなと思います。

この中から大賞に選ばれるのはどれでしょうか。楽しみですね。

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