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売上1000万個突破した悪魔のおにぎりはなぜそんなに人気なのか。実際に食べてレビューしてみた。

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12月7日、ローソンが今年10月に発売したおにぎり「悪魔のおにぎり」が、12月はじめに販売個数1000万個を突破したというニュースが飛び込んできました。

ローソンストア100では9月から発売していたとはいえ、たった2ヶ月ほどで日本人の10人に1人が悪魔のおにぎりを食べた計算になります。

その売れ行きたるや、おにぎり界の絶対王者と言われる「シーチキンマヨネーズ」大先輩を凌ぐ勢いだとか。

あなおそろしや…悪魔のおにぎりの名はダテじゃありません。

いったいなぜそんなに人気になったのか。
実際に食べてレビューするとともに、その理由を探ってみました。

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もくじ

そもそも「悪魔のおにぎり」ってなに?

引用:ローソン

まだ悪魔のおにぎりを知らない、食べたことがないという方のために少し解説しておきます。

悪魔のおにぎりとは、天かす、麺つゆ、青のりをご飯にまぜこんだおにぎりのことで、ローソンおよびローソンストア100で買うことができます。

ローソンストア100にて今年9月より発売された悪魔のおにぎりですが、なんとたった4週間で約20万個を売り上げるという驚異の数字を叩き出し、10月からはローソンでも発売開始。

あれよあれよという間に12月には販売個数1000万個を突破し、一時期は原材料不足で店舗への納品数を3分の1にしなければならないほどだったとか。

通常の新商品のおにぎりの売上は月間100万個ぐらいということですから、この数字がどれだけ驚異的なものかがわかりますよね。

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悪魔のおにぎりを実際に食べてみたのでレビュー

これだけ人気となると食べずにはいられませんよね。

というわけで早速買ってきました。

私は原材料や栄養成分表示が気になる人なので、そちらも見ていきますね。

原材料・栄養成分表示

  • 熱量(カロリー):219kcal
  • たんぱく質:3.7g
  • 脂質:3.8g
  • 炭水化物:42.6g
  • ナトリウム:410mg

栄養成分は他のおにぎりと特に変わったところはありませんね。

あえて言うところがあるとすれば、炭水化物42.6gはおにぎりとしてはやや多めの部類に入ります。

原材料も、天かす、青のり以外は至極一般的な原材料を使っています。

原材料表示の最後にも記載がありますが、小麦や卵、いかなどのアレルギーのある方は要注意です。

悪魔のおにぎりのお味はいかに?

さて、実際に食べてみました。

天つゆのほのかな味わいと、それを吸ってふやけた天かす、そして意外と主張の強い青のりの風味が絶妙で食欲をそそる味です。

コテコテの油ギッシュ!というわけではなく、全体的に薄味なんだけどついついやみつきになってしまう、ポテチのうすしお味のようなかっぱえびせんのような、そんな存在感を放っているお味でした。

正直、期待しすぎると「え、こんなもん?」と肩透かしを食らう気がしますが、長く親しまれる味というのは得てしてこういうものなんじゃないかなーと思いました。

賛否両論あふれている悪魔のおにぎりですが、実際に食べてみて「ツナマヨ超え」という現実も少し理解できた気がします。

まぁそれでも「ツナマヨ」と「悪魔」のどっちを取るかと言われたら、私は「ツナマヨ」ですね。笑

やっぱりツナマヨぐらい塩気とパンチの効いた味が私は好みです。

具が入っているぶん、食感の違いも楽しめますしね。

動のツナマヨ。静の悪魔。

2つの味を例えるならこんな感じです。笑

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悪魔のおにぎりはなぜそんなに人気が出たのか?その理由とは

では悪魔のおにぎりはなぜ1000万個も売れる人気商品となったのでしょうか。

悪魔のおにぎりのレシピはローソンがオリジナルで発案したものではありません。

開発のきっかけは、南極の基地で料理人が作る「悪魔のおにぎり」が紹介された6月のテレビ番組。
南極では残飯が出ないよう、残った材料を別の料理に活用することが多いが、紹介されたおにぎりもそうした料理の一つ。
基地では夜食として人気だったという。SNSでも話題になり、ローソンのスタッフが実際に作ってみたところ、おいしいおにぎりが安い価格でできたため、急いで商品化に着手した。
<引用:ヤフーニュース>

なんとルーツは南極の料理だったのですね。

もともとSNSなどで話題になっていた(=人気が出ることがある程度予測できた)レシピで、そこにいち早く目をつけて商品化にこぎつけたローソン担当者は有能でしたね。

決してハデさのある味ではないのですが、一度味わってしまうとついつい惹かれて食べてしまう、まさに”悪魔のようなおにぎり”に仕上がっています。

そしてなんといっても税込110円という安さが魅力です。

これが130円とかであればここまで人気にはならなかったでしょう。

「早い・安い・美味い」の三拍子が揃った上に、SNSでバズりそうなパンチの効いたネーミング。
売れない理由がありませんよね。

まとめ

 

以上、悪魔のおにぎりの人気の理由についてレビューを交えてまとめてみました。

本来は残った材料で作られるはずの悪魔のおにぎりが、原材料不足で材料の調達に奔走することになるというのはなんとも皮肉な話で少し笑ってしまいました。

食べた人を魅了し、販売者も東奔西走する、まさに悪魔のようなおにぎりでしたね。

ニュースにもなったためか、夕方頃になるとどこのローソンでも悪魔のおにぎりが品薄なので、気になった方はぜひお早めにローソンに行って買ってみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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