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球速161kmを記録した千賀滉大選手のプロフィールや経歴まとめ!メジャー行きの可能性はある?

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2019年3月29日にヤフオクドームで行われたソフトバンクホークス対西武ライオンズ戦で、ソフトバンク・千賀滉大投手が初球と第2球ともに球速161kmをマークし、日本人投手で第2位タイとなりました。

落差の激しいフォーク(通称「お化けフォーク」)が特徴的で、2017年のWBCでも活躍した千賀滉大選手ですが、ここにきてメキメキと頭角を現してきています。

まだ26歳という若さもあり、メジャー入りが非常に期待されている選手でもありますが、実際のところメジャーへ進出する可能性はあるのでしょうか。

当記事では、千賀滉大選手のプロフィールや経歴、メジャー行きの可能性についてまとめました。

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もくじ

千賀滉大選手のプロフィール

  • 名前:千賀 滉大(せんが こうだい)
  • 出身地:愛知県蒲郡市
  • 誕生日:1993年1月30日(2019年3月現在26歳)
  • 身長:186cm
  • 体重:84kg
  • 背番号:41
  • ポジション:投手
  • 投球/打席:右投/左打
  • 出身校:愛知県立蒲郡高等学校
  • プロ入り:2010年-福岡ソフトバンクホークス育成選手ドラフト4巡目
  • 初出場:2012年4月30日
  • 年俸:1億6,000万円(2019年)

千賀滉大選手は小学校2年から少年野球チームに所属しており、中学校では軟式野球部で三塁手としてプレイし、投手へ転向したのは高校へ進学してからのことでした。

ただ、進学した蒲郡高校は野球の強豪校ではなく甲子園にも出場できなかったため、高校時代の千賀選手は無名に等しく、プロ入りも育成ドラフト4位と特に注目もされていなかった選手です。

しかし育成選手として練習に励んだ千賀選手は、その潜在能力を徐々に開花させて好成績を記録し続け、2012年には一軍に抜擢されます。

シーズン通算では108イニングを投げるとともに最優秀防御率のタイトルを獲得するなど急激な成長を遂げ、その後は右肩痛に悩まされながらも好成績を維持し続けました。

そして2016年には野球日本代表選手に初選出され、2017年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に第2先発要員として登板しました。

WBCでは準決勝でアメリカに負けるまでの4試合を通じて防御率0.82、奪三振数16(本大会最多記録)という好成績を収め、大会の最優秀投手となりました。

無名から世界に通用するまでに成長した千賀選手自身、「自分がプロ野球選手になるとは思ってもいなかった」とコメントを残しています。

プロ野球の一線で活躍する選手としては稀な経歴を持つ千賀滉大選手には、若さと勢いで今後も活躍し続けていっていただきたいですね。

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千賀滉大選手がメジャーリーグに進出する可能性はある?

千賀選手自身はメジャー行きを熱望している

千賀滉大選手が今後メジャーリーグに進出する可能性についてですが、個人的な見解としては「遅かれ早かれメジャー入りする」と見ています。

もちろん大きな怪我や故障などがなければの話にはなりますが、千賀選手自身は「ポスティングシステムでのメジャー移籍を望んでいる」と昨年末の契約更改時に話されていましたのし、2017年のWBC以降にインディアンスのファンから獲得を望む声も上がっているほどでしたので、メジャー行きは秒読みと見てもいいぐらいだと思っています。

ポスティングシステムとは

日本球団に所属するプロ野球選手がメジャー球団へ移籍するための制度の一つ。所属球団の許可を得た選手のみが対象となる。所属球団は2000万ドルを上限に譲渡金を設定し、獲得を望むメジャー球団がその金額を受け入れ、契約が成立すると、メジャー球団が所属球団に譲渡金を支払う。<参考:コトバンク

 

ただソフトバンク側は今のところ、千賀選手のポスティングシステムでのメジャー移籍を認めていません。

そのため千賀選手がメジャー移籍するためには「海外FA権」を取得する必要がありますが、そうすると30歳を超えてのメジャーデビューとなってしまいます。

海外FA権

プロ野球で一軍登録された日数のうち、145日を1年として累計で9年が経過すると取得できる権利のこと。海外FA権を取得することで、海外のどの球団とも契約を結ぶことができる。

 

自分自身のパフォーマンスが最大限発揮されるであろう20代のうちに大舞台に挑戦したいという気持ちの千賀選手からすれば、これはちょっと待ちきれない時間です。

今後も球団とポスティングについて話し合っていくとのことでしたが、難しい問題ですのですぐには話はまとまらないでしょう。

メジャー移籍には「圧倒的な結果」も必要

またもう1点、千賀選手がメジャー移籍するために解消すべき課題があります。

メジャー移籍した日本人選手の大谷翔平選手や田中将大選手、ダルビッシュ有選手などは、いずれも”他を圧倒する数字と成績”を残してアメリカへと渡っていきました。

平賀選手も186cmという日本人離れした高身長と、最速161kmのストレートや縦のスライダー、落差の激しい「お化けフォーク」など多くの武器を擁していますが、“他を寄せ付けない圧倒的な成績”を残しているわけではありません。

千賀選手自身も「ここ数年の成績は中途半端だ」という自覚はあるようで、ソフトバンク側もそれを把握しているからこそポスティングに積極的ではないのかもしれません。

誰もが「千賀滉大選手ならメジャー移籍しても活躍してくれる」と思えるような存在になることが、今の彼の最も大きな課題かもしれませんね。

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