10月4日、江崎グリコよりチューインガムのロングセラー商品『ウォータリングキスミント』を販売終了すると発表されました。
つい先日、森永のチョコフレーク生産(販売)終了が騒がれたばかりですが、また一つ昭和生まれのお菓子が姿を消すことになりました。
またチョコフレークの場合は販売終了が来年とのことでしたが、今回キスミントは「既に生産は終了している」とのことで、現在の在庫がなくなり次第店頭から無くなってしまうとのこと。
キスミントが好きだった方はこんな記事を読まずに今すぐコンビニやスーパーに走ったほうが懸命かもしれません。笑
そうでない方は以下にキスミントの歴史や歴代のCMをまとめてみましたので、感慨にふけりながら読んでいただければと思います(^^)
ウォータリングキスミントの歴史と販売終了の理由
キスミントは1987年に江崎グリコより発売されました。
それまで子ども向けの商品が中心だったグリコが中高生などの需要を狙って発売したのがキスミントでした。
従来のガムと違って口内が潤う独自の配合をしており、またカード形ケースという斬新なデザインなどが話題となりロングセラー商品となったんですね。
30年以上も愛されていたと考えるとすごい商品ですよね!
CMも数え切れないぐらい制作されていました。
ただ、やはり最近は若者のガム離れが著しいようで、年々売上は低迷していったみたいですね…。
今回のニュース記事を一部抜粋すると、
清涼感のあるタブレット(錠剤)菓子などに押されてガム市場が縮小するなか、販売の回復は困難だと判断した。
~~~中略~~~
かんだ後に捨てる手間などが敬遠され、近年は若者を中心に「ガム離れ」が進んでいる。日本チューインガム協会によると、国内の17年のガム販売額は1005億円でピーク時の04年(1881億円)の半分近くまで縮小した。
<引用:ライブドアニュース>
とのこと。
たしかに私も昔は少し食べていましたが、最近では見向きもしません。
やっぱり「あとで捨てなきゃいけない」というのが面倒なんですよね。
現代では「面倒」なものはお菓子に限らずどんどん切り捨てられていく時勢にあります。
口腔ケアということでしたらもっと手軽なフリスクやミンティアといった錠菓がありますし、口に直接スプレーするタイプのものもありますから、ガム市場は今後も縮小の一途でしょう。
キスミントの歴代CM集
30年の間にたくさんのCMが流れたキスミント。
動画が残っている限りになりますが、歴代のキスミントのCMをここにまとめてみました。
1980年代のキスミントCM
1988年
1989年
年代不明
発売直後のCMは歴史を感じますね。1990年代のキスミントCM
1993年 KissMint Wake up(キスミント ウェイクアップ)
1993年以降はバリエーション豊か!
1995年
1995年(0:15~0:30あたり) 1996年 1999年2000年代のキスミントCM
2000年
このあたりからパッケージの「Kiss mint」の文字が小さくなり、今のデザインに近づいていってますね。2004年
2007年
ラブライブとのコラボCM
椎名林檎(東京事変)出演のCM
椎名林檎さんがキスミントのCMに何度も起用され、ここから彼女や東京事変のファンになった方もたくさんいたそうです。
①
② ③CM6本まとめver.
Kis-My-Ft2(キスマイ)出演のCM
近年ではジャニーズの人気グループ『Kis-My-Ft2』も何度もCMに出演していました。
『キス』繋がりで相性がよかったのかもしれません。笑
キスウマイ編
超うるおう編
キスオンアイス編
太田莉菜出演のCM
番外編
CMではありませんがふなっしーともコラボしていました。笑
以上、キスミントの歴代CMをできる限りまとめてみました!
まとめと所感
キスミントの歴代CMを見ているとパッケージデザインは初期の頃からかなり変わっていきましたね。
発売当初は「Kiss Mint」の文字がデカデカと書かれていましたが、徐々に文字は控えめに、周りの装飾が派手になっていきましたね。
光沢のあるケースは所有感も満たしてくれた気がします。
逆に驚くべきは、ケースの形は一切変わっていないこと。
それぐらいカードサイズというのは手に取りやすく、愛されてきたということでしょうか。
ガム市場の拡大に貢献したキスミントが無くなるのは寂しさがありますが、「最後にもう一度だけ食べておきたい!」と思った方は今すぐ買いに行って文字通り噛み締めてあげてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!