ニュース

池江璃花子選手が白血病を告白。白血病の完治率と骨髄バンク登録方法を解説します。

2月12日、競泳選手の池江璃花子さんが、自身が白血病であることをTwitterで発表しました。

2020年東京五輪でのメダル獲得が期待されている注目の選手なだけに、多くのファンにとって衝撃の告白となりました。

私も注目していた選手ですので、しっかりと療養していただいてまた世界を舞台に活躍されることを祈るばかりです。

白血病は誰もが一度は聞いたことのある病気だと思いますが、意外とどのような病気なのかを説明できる方は少ないと思います。

そこで今回は、

  • 池江璃花子選手のプロフィール
  • 白血病の解説と完治率
  • 骨髄バンクへのドナー登録方法

をまとめておきます。

スポンサーリンク

池江璃花子選手のプロフィール

引用:ハム速
  • 名前:池江 璃花子(いけえ りかこ)
  • 誕生日:2000年7月4日
  • 出身地:東京都江戸川区
  • 身長:171cm
  • 体重:57kg
  • 職業:競泳選手
  • 泳法:自由形、バタフライ
  • 所属:ルネサンス

池江璃花子選手は幼い頃から超早期教育を受けており、生後6ヶ月で母親の指にぶら下がれるようになり、1歳6ヶ月のときには鉄棒を逆上がりできたそうです。

3歳から水泳を始め、5歳の時には自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライなどの泳法で50mを泳ぎ切れたというのですから驚きです。

小学校の頃から全国レベルの大会に出場するようになり、中学入学前に出場したJOC春季ジュニアオリンピックカップでは50m自由形で初の全国優勝をされました。

その後中学時代においては数々の大会において中学記録や大会記録を次々と更新し、2015年4月には50mバタフライで中学生全日本チャンピオンに上り詰め、800mフリーリレーのメンバーとして日本代表入りを果たしました。

中学3年生時点で、100mバタフライ・100m自由形・50m自由形の3種目で日本記録保持者となります。

高校進学後は、リオ五輪代表選考会を兼ねた第92回日本選手権やその後の大会での活躍が評価され、個人4種目(50m自由形、100m自由形、200m自由形、100mバタフライ)とリレー3種目(400mフリーリレー、800mフリーリレー、400mメドレーリレー)の7種目でリオ五輪への派遣が決定しました。
7種目での五輪派遣は日本競泳史上初めてとのことで、当時大きな話題となりました。

リオ五輪後も数々の大会で大会記録や日本記録を更新し、高校1年生の3月時点では9種目の日本記録保持者となっていました。

さらに高校2年で出場した第93回日本選手権では、50m、100m、200m自由形、50m、100mバタフライの5種目すべてで優勝を果たし、初めて日本選手権で5冠達成した女子選手となる偉業を成し遂げます。

また2018年8月(池江選手が高校3年時)のアジア競技大会ジャカルタでは、50m、100m自由形、50m、100mバタフライ、400mフリーリレー、400mメドレーリレーの6種目で優勝し、日本人初となるアジア競技大会6冠を達成すると同時に大会MVPに輝きました。

~~~~~

以上、池江璃花子選手の経歴をざっくりと解説しましたが、ここにまとめた彼女の実績はほんの一部であり、これでもかなり省略してご紹介しています。

池江璃花子選手の経歴をもっと詳しく知りたい方はWikipediaなどを覗いてみてください。

その輝かしい実績の数々は、たった18年間で積み上げたとは到底思えません。

スポンサーリンク

白血病とは?完治率はどれくらい?

白血病は「血液のがん」

白血病は「血液のがん」といわれており、遺伝子変異を起こしてがん化した造血細胞(白血病細胞)が骨髄で増殖して正常な造血を阻害する病気です。

白血病細胞が骨髄内を占拠して正常な血液細胞が減少するため、免疫力の低下や貧血、出血症状、感染症などの症状にかかりやすくなったり、骨髄からあふれ出した白血病細胞がさまざまな臓器に侵入して異常を起こしたりします。

白血病にかかる原因は未だによくわかっておらず、発病者は年々増加傾向にある病気です。

また白血病は、骨髄系細胞から発生する「骨髄性白血病」と、リンパ球系細胞から発生する「リンパ性白血病」の2つに分けられ、さらに症状や病気の進行度によって「急性白血病」と「慢性白血病」に分けられます。

よって白血病は、

急性骨髄性白血病(Acute Myeloid Leukemia:AML)
慢性骨髄性白血病(Chronic Myeloid Leukemia:CML)
急性リンパ性白血病(Acute Lymphoblastic Leukemia:ALL)
慢性リンパ性白血病(Chronic Lymphoblastic Leukemia:CLL)

の4つに分類されます。

池江璃花子選手がどの種類の白血病かは発表されていませんが、「早期発見できた」とのことでしたので完治の可能性は高くなりました。

白血病の発症率は10万人に10人にも満たないと言われていますが、高齢者のほか若年層での発症率も高いがんとなっています。

若くて働き盛りな方でも油断のできない、恐ろしい病気です。

白血病は現在では治る可能性の高い病気

白血病は早期発見できたかどうかや、「骨髄性」か「リンパ性」か、「急性」か「慢性」かなどによっても長期生存率が違ってきます。

現在では化学療法や分子標的療法によって完治する(発症から5年後まで再発しない)可能性は高くなってきており、池江璃花子選手のような10代後半の白血病であれば7割ほどが完治すると言われています。

特に若い方の急性リンパ性白血病であれば8割は完治するそうです。

ただ、治療には半年から2年ほどかかるとのことでしたので東京五輪への出場は正直かなり厳しいとは思いますが、池江選手の一刻も早い完治と復帰を願うばかりです。

スポンサーリンク

日本骨髄バンクへのドナー登録方法

女子競泳選手して最も注目を浴びているといっても過言ではない池江璃花子選手が、自身の白血病を発表したことで骨髄バンクへのドナー登録に関心を持たれる方が増えました。

骨髄移植や末梢血幹細胞移植は、白血病や再生不良性貧血などの病気によって、 正常な造血が行われなくなってしまった患者さんの造血幹細胞を、 健康な方の造血幹細胞と入れ替える(実際はドナーから採取された造血幹細胞を点滴静注する)ことにより、 造血機能を回復させる治療法です。

日本では「骨髄バンク事業」が1992年から開始され、 これまでに多くの患者さんを救う実績をあげています。 しかし、日本の骨髄バンクで骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要とする患者さんは、毎年少なくとも2000人程度です。一人でも多くの患者さんを救うためには、一人でも多くのドナー登録が必要です。

ドナーを待つ患者さんにとっては、あなたの登録が、大きな希望になります。
<引用:日本骨髄バンク

ただドナー登録には登録できる方の条件や申込手順がありますので、ドナー登録をお考えの方は以下をよく確認してお申込みください。

ドナー登録条件

ドナー登録できる方は基本的に以下の3項目に適合する方になります。

  • 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
  • 年齢が18歳以上、54歳以下で健康な方
  • 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方

またドナー登録できないケースについても詳しく説明がありますので、以下のページをご覧ください。

⇒ドナー登録できる方の条件

ドナー登録までの流れ

ドナー登録は以下の手順で行います。

  1. ウェブ、もしくは郵送でパンフレット「チャンス」を読む
  2. 登録申込書に必要事項を記入する
  3. 登録申込書を登録窓口、もしくはドナー登録会に持参する
  4. 窓口やドナー登録会で説明を受け、HLA型検査(2mlの採血・無料)を行う
  5. 登録完了(ドナー登録確認書が送付される)

これは簡単な流れを記しただけですので、より詳しい登録方法は以下よりご確認ください。

⇒ドナー登録までの流れ

また日本骨髄バンクに寄せられている多くの質問にも回答がありますので、不明点や疑問点がありましたらこちらのページも確認してみてください。

⇒Q&A コンテンツ一覧

スポンサーリンク